山が紅葉で色付く季節になるとジビエ(野禽獣)が食べたくなる。
寒い冬を迎える準備のために、体内に栄養を蓄えて美味しくなった獣達を伝統的な調理法と濃厚なソースで食べる。
札幌で伝統的なフランス料理が食べられる店といえば“ル・ジャンティオム”がお勧め。大川シェフは北海道出身でフランス、東京で修行して故郷に戻り“ル・ジャンティオム”を開店。いつ行っても満足度の高い料理を提供してくれる。
★アミューズ
ブーダンノワール(豚の血のソーセージ)
林檎を煮詰めて作ったソースと一緒に食べる。濃厚だが、見た目ほどクセはなく美味しい。ワインが進む一品。
★前菜#1
阿寒湖産ザリガニシャトー風
見た目も美しいシャトーの中には、ザリガニのムースが入っている。海胆とキャビアを添えて。
★前菜#2
フレッシュフォアグラのソテー胡桃とキャラメルソース・カプチーノ仕立て
中心部に火が入るかどうかのギリギリの状態。口に入れると融けてなくなる。香ばしいナッツと甘いソースが良く合う。
★魚料理
平目のポアレ サフランのクリームソース
身の厚い大平目。淡白な平目にサフランの香りが纏い、食欲をそそる。
(魚料理)
蝦夷鮑の網焼き 烏賊墨のソース
コチラは奥様の。とても柔らかくて美味しかった。
★Vin
Domaine de BaruelVin de Pays des Cévennes '90(ドメーヌ・バルエル ヴァン・ド・ペイ・デ・セヴェンヌ)
タンニンとスパイスの効いたしっかりとしたワイン。濃厚なソースのジビエに合う。
★肉料理
山鳩(Pigeon Ramier)のロースト赤ワインソース
噛み応えがあるが、しっとりとした肉質。赤みの香りと、濃厚な赤ワインのソースが非常に良く合う。
雷鳥のロースト 赤ワイントリュフソース
奥様の注文したものだが、初めて雷鳥を食べた。所謂、普段口にする鳥類の肉とは全く異なる味、食感。見た目は硬そう
だが、非常に柔らかくしっとりとした食感で、味はレバーの様。鉄っぽく血の香りが濃厚で野趣漂う一品。また食べたい!
★デザート#1
薩摩芋のクレープ包み オレンジソース
薩摩芋とオレンジの香りが合うって初めて知った。
★デザート#2
ワゴンサービスで
ワゴンに載せられて来る数種類のデザートの中から好きなものを、好きなだけ選べる。
どれも美味しいので、いつも欲張って頼んでしまう。今回も、学習能力ナシで頼みすぎて苦しい...。
でも、ここのタルトタタンは外せない。
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●●●DATA
Le Gentilhomme(ル・ジャンティオム)
〔adress〕札幌市中央区南4条西8丁目 サンプラーザ札幌1F
〔phone〕011-531-2251
〔time〕11:30~14:30/17:30~21:30
〔Homepage〕http://www.le-gentilhomme.com/index.html