~ザ・ウィンザーホテル洞爺が“ピットーレ岩原”とコラボレーションした日本最高のゲレ食~
新潟県の岩原(いわっぱら)スキー場内にあるピッツェリア“ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ岩原”とザ・ウィンザーホテル洞爺がコラボレーションして2003年にオープンした店。
岩原スキー場は、スキーがまだごく一部のお金持ちの娯楽だった時代であった1933年に創業した由緒あるスキー場だ。おそらく、当時の冬の社交場だったのだろう。
セレブの集まる社交場と言う点ではウィンザーも負けていない。ザ・ウィンザーホテル洞爺の前身はホテルエイペックス洞爺でバブル時代に会員制高級リゾートホテルとして開業し
北海道の財界人や著名人の集う場となっていた。その後バブル崩壊によって、給水ポンプの如く資金を供給してきた北海道拓殖銀行の破綻によってエイペックスも翌1998年
営業を休止した。その後、2002年にセコムグループが買い取るまで日本一豪奢な廃墟となっていた。
さて、話しを元に戻すと、岩原と言う歴史あるスキー場で旨いピッツァを出すピッツェリアとして人気だった“ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ”はプライベートゲレンデの目玉としては十分
だろう。ゲレ食とは言え、ウィンザーホテルの名を冠している以上牛丼を出すわけにはいかないし、かといってミシェルブラスにはスキーブーツでは入れない、わく善の鮨はグローブで
は食べられない。ピッツァならカジュアルでお洒落である。ゲレンデにあればスキーブーツで入っても問題ない。事実この店のトイレはスキーブーツ対応のプラスティックのシートが敷
かれているのだから。
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店は洞爺湖を見下ろす高台に立っており、概観は白亜の漆喰、内装はロッジ風でヨーロッパのリゾート気分たっぷりだ。ドライブデートのランチには申し分ない店だと思う。
ピッツァは石窯で薪でく本格派だが、ナポリピッツァが好きな人にはコルニチョーネ(額縁)のモチッとした食感が欲しいだろう。
もちろん薪の香りはするし味は悪くないので、洞爺湖方面に出かけた時には立ち寄る価値は十分にある。
サミット会場となるザ・ウィンザーホテル洞爺。その名のとおりナポリ出身のイタリア大統領ジョルジョ・ナポリターノ氏に是非評価を聞いてみたい。
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